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<藤田めぐみ からのメッセージ> 私の大切な先生、イリナ・ザリツカヤが2001年に急逝され、私は自信を失くし悩んでおりました。 |
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【演奏者、講師プロフィール】
藤田 めぐみ (ピアノ) ニュージーランド生まれ。
14才で英国メニューイン音楽学校に留学。巨匠メニューインと共演。イスラエルのテルアビブ大学大学院、英国王立音楽大学大学院卒。サイモン・ニコルズ、ルイス・ケントナー、ヴラド・ペルルミュテール、イリナ・ザリツカヤ、アレクサンドラ・アンドリエフスキーに師事。
ベーゼンドルファー国際ピアノコンクール第3位、モントリオール国際ピアノコンクール第4位、ショパン国際ピアノコンクールディプロマ及びショパン奨学基金委員会賞など多数のコンクールで入賞。PTNAピアノコンペティション特級銀賞受賞。
ラフマニノフ24の前奏曲及びベートーヴェン、ラヴェル、ラフマニノフのピアノ作品集、ショパン 24のエチュードのCD 3枚をスウェーデンのIntim Musikレーベルでリリース。
名ピアニスト、 イリナ・ザリツカヤ(ポリーニの優勝したショパン・コンクールで2位)のもとで18年近く研鑽を積む。日本演奏連盟正会員。 日本ショパン協会正会員。 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。
2020年1月16日(木)
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」
(全席自由)
18:00 ~ 19:15 |
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入場料 3,000円 |
19:30 ~ 21:30 |
「誰でもショパン エチュード」 マスタークラス |
聴講料 3,000円 |
演奏会と聴講の通し券 5,000円
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・CD Chopin 24 Etudes Op 10 & Op 25 レーベル:スウェーデン INTIM MUSIK 2016年11月 録音
・ライブ演奏You Tubeフジタ・ピアノトリオHP をご参照下さい。
Op.10 No.2, No.5-7 2017年10月 スウェーデンでの全曲演奏会より
Op.25 No.5 & No.6 2017年 9月 日本ショパン協会第278回例会での全曲演奏会より
(於 カワイ表参道「パウゼ」)・ピアノトリオ演奏での批評 「心ゆさぶるトリオの名曲 フジタ・ピアノトリオ演奏会」
2018年5月13日 京都 青山音楽記念館 バロックザールこの姉妹、長女のめぐみがピアノを、次女のほのかがチェロを、三女のありさがヴァイオリンを奏する。. . . めぐみのピアノが 軽やかで繊細、微かな余韻にさえ徹底してこだわる. . . このトリオが今公演で示した力は相当のものである。何よりも、 個と個の相克と調和の上に成り立つアンサンブルの醍醐味に、ひとしきり酔いしれることができた。 能登原 由美
http://mercuredesarts.com/2018/06/14/fujita_piano_trio-notohara/ 執筆者: 能登原 由美
媒体名: 音楽批評誌 Mercure des Arts メルキュール・デザール 編集長:丘山万里子「音楽現代」 2019年7月号より
...というわけで、藤田のピアノの系譜は音楽史上に名を残す人物に行き着く。...
これこそザリツカヤから継承した「ショパンの音」を再現...
ショパンが芸術的創造性と技巧や音楽性を取り入れた、芸術作品としての練習曲を彼女は奏でている。夜想曲風のOp.10-6 変ホ短調は、左手の伴奏部の正確なタッチと音の大きさが纏まり、この曲の芸術性を一層高めた。11番 変ホ長調の上行のアルペッジオも乱れがなく、左手と右手を奏でるときのテンポルバートは、ショパンの演奏を批判したクララ・シューマンさえうっとりするだろう。...
全体を通して藤田の凄さは、ミケランジェリがポリーニに継承させたダンパーペダルの制御により、音が一切濁らないことである。やはり父が外交官であったアルへリッチに似た環境の藤田ならではの秀逸なショパンであった。
新渡戸 常憲
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